京都・西陣の古書店 京都スターブックスのブログ

古書組合の市場での様子や映画、本の事などを書いています。買い入れのご相談は090-3912-2402までお願いします

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大阪二世会など市場

今週は大阪の二世会、神戸の合同市、金クラと3日連続で行きたい、あるいは行くべき市場があった。そのうち水曜日の金クラはパスしてしまった。それぞれの市場にそれなりの品物が出ていて、自分としては良く見て入札したが、成果はあまり芳しくなかった。映画関係は半券の口1箱だけで、他も古い演劇のパンフ2箱を落としただけであとは何も落ちない。アウェーだったとは言えこれは少し寂しい。
映画関係が激戦で厳しいのは前からだし、それに拍車がかかったのか。あるいは自分の感覚がずれたのか。少しブルーな気持ちで今日は荷物整理。
良くわからない戦前の演劇関係のパンフが数百冊ある山を見ていたら、元気が出てきた。これはなかなかいい。安く落ちたのでどうせ、たいしたものではないだろうと思っていたが、物はいい。
売れるかどうかはわからない。売れなくてもいい品物だと自分が思えればある程度満足できる。あとは売れる事を祈るだけだ。

今週今ひとつ乗れなかったのには訳がある。思い当るふしがあってこれではいかんと思う。

大阪と神戸の生き帰りに久しぶりに、ロス・マクドナルドの「さむけ」を文庫で読んだ。これが、よくなかった。
読んでいたら面白くてやめられなくなった。月曜日の大阪からの帰りは夢中になって、特急列車を乗り過ごしてしまい、火曜日に神戸に行った時には、兵庫組合のある最寄の阪急「花隈」駅についたら、気持ちは読みたい方が勝ってしまい、しばらく元町を歩いて頭を冷やしたほどだった。こんな事では集中力がなくなる。やばいとは思いながらそれでもやめられなかった。

もう30年ぐらい前に読んだ記憶があったが、今回読んで見て、恐ろしい傑作だと再認識した「さむけ」はハードボイルドの傑作として評価は固まっているが、面白すぎて、ハードボイルドの味わいが薄くなっているとすら言える。チャンドラーはハードボイルドの味わいを決してストーリーで消さないが、「さむけ」はそうではなかった。ハードボイルドなら、もっともっと感傷的で愚痴っぽくないといけない。リュウ・アーチャーをお気に入りの探偵に加えよう。フィリップ・マーロウ、合田雄一郎、マット・スカダー、リュウ・アーチャー。なかなかいい並びだと思う。

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  1. 2014/02/28(金) 00:23:27|
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京都組合で古典会

晴れ間が出ているのに風が冷たい。比叡降ろしが身にしみる日だが、清潔な空気と透明な感じがいい。こんな日は美しい京都の街に出たい。
冷たい風を受けても気分はウキウキしながら古典会にいった。たっぷりと時間をかけて見たが、入札できるものはなかった。絵葉書とその他いろいろ入った箱が出ていたが、考えたあげくパスした。他にも版画やら短冊やら色紙やらがあったが、今日はなにも入れずにかえる。来週から是非ともという市場があるので、我慢した。欲しいのに入札をしないのはつらい。どうしても欲しいかという問いを自分にして、答えがノーなら入れない。今日はそんな日だった。

最近はごたぶんに漏れず、ソチオリンピックを可能な限り見ている。冬季のオリンピックは採点競技が多くてすっきりしない。人が人のパフォーマンスを見てそれを点数にするというのは、どこまで行っても納得いかない部分が残る。タイムだとか勝ち負けがはっきりしないと爽快感が薄れる。
日本も良く頑張っているが、期待されていてメダルが取れなかった高梨沙羅と浅田真央の2人の競技後のインタビューがともに良かった。たいへんりっぱな受け答えだった。結果はどうでもいい。周りの評価とか期待は他人が勝手にしたものだから本人には関係ない。今の自分にできる事をやったらそれでいい。オリンピックに出れる選手がうらやましい。今さらオリンピックには出れないから、代わりに市場に行こう。
  1. 2014/02/22(土) 00:50:48|
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京都組合で洋書資料会・京書会の合同市

先週は地元で市場がなくてとても寂しい思いをした。どこでもいいから行こうかとすら思ったが、昨日が合同市だったので辛抱する。
昨日から「洋書資料会」の同人として、この市会の運営に携わる事になり、その最初の市会となった。
市場での仕事にどれだけ貢献できるかわからない。品物を売りに出す事もそうそうはできない。どうなるか心配だが、自分に今できる事をやろうそれだけしかない。
合同市にしては荷物は少なめ、落札品を運んだり忙しく過ごした。肝腎の入札は気が散るため思うようにできない。結局雑誌ひと口と絵葉書を落札しただけ。何か不完全燃焼な気がしたが、まあ今日のところは仕方ない。同人になると売上に貢献するために品物を市場に出す事を求められるそうだ。しかし、ないものは出しようがない。出せるぐらい品物が入るようになるために何をするべきか。そんなに簡単ではない。少しずつでもいいから出せるように頑張るしかない。
市場が終わった後、高倉御池の「串ぐら」で食事会に参加する。普段あまり話さない人とも話せて面白かった。自営業者である古本屋は孤独になりがちだが、人と交わる機会は貴重だ。これからも参加しよう。別に何もなくてもいい。ただ、話しているだけいい。情報を得ようとかなんとか考える必要はない。同業者と飲んで、面白おかしく過ごせばいい。
  1. 2014/02/19(水) 23:49:13|
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京都組合で古典会

昨日から楽しみにしていた古典会。風が冷たくて、寒い中30分以上前に組合に到着。今日は全体的に量は少なめ。映画の「エ」の字もない。そんな中でも観光案内、絵葉書と気になるものがやはりある。じっくり見て入札。映画ではないが、面白そうだし欲しい。量が少なくてもいい、少しずつでもいいから買いたい。今日も出ていたが、戦前の雑誌とか資料がとりとめもなく入っている箱が気になる。古くて、汚れていて状態は悪いものが多い。出品者の立場で考えれば、そんなに高い品物があるはずはない。それでも、もしかしたら、この箱の中にお宝があるかもしれない。そう思うと気になって考え込んでしまう。とりあえず、入札はする。買えなくて、もともとだし、買えたらそれは幸運だと思うしかない。こうして何度も失敗するが、同じぐらい成功もする。今日はどうだろうか。
市場での入札はオリンピックのようだ。参加できる事だけで大きな意味がある。メダルを取れるかどうかはわからない。ベストをつくしても、相手が1枚上なら絶対にかなわない。それでも参加した以上は自分にできる事は全部やる。結局のところ戦っている相手は自分自身なのかもしれない。
  1. 2014/02/08(土) 00:07:07|
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2月の洛書会

今週火曜日は京都組合で洛書会。映画のパンフ、チラシのいいところが出ていて、他にも気になる紙ものもいっぱい、本の大山もたくさんあって、見所満載の市場だった。
珍しくというか、先週から体調がすぐれず、結局のところ映画関係だけ入札して帰る。結果は入れた3件すべて落札で、昨日雪が舞う中引取りに行った。品物にはもちろん満足。
ここのところ京都の組合で映画関係の品物がたて続けに出ているので、それはそれでうれしい。しかし、ホームで自分にとってのホームの品物が出ると、他の品物まで気が廻らなくなるのがいけない。丁寧に見て、違う分野のいい品物にトライする事が大事なので、なんとか頑張ってみるが、どうしても買うのは映画関係になってしまう。
資金の問題もあるので、何でもかんでも入れられない。そうすると、どうしても自信のある品物に入れて手堅く買うという方向になる。その場だけ考えればそれでいいが、ここ2年で経験したように、映画関係が全くでないという状況になるともういけない。違う分野にも映画ほどではなくても、安定して買える分野をたくさんみつけなくてはいけない。
映画関係のいいのが出て欲しいと思っていて、出たら出たで買う。買ったら買ったで、これでいいのかと思う。
全く古本屋にとって、市場での売り買いに、これでいいという事は永遠にないのだろう。卸値も、相場も何もない、すべて出たとこ勝負の鉄火場だ。だから面白いとも言える。こんなに面白い場所は他にない。
明日もまた市場に行こう、そう考えただけでワクワクしてくる。遠足の前の日に眠れなくなった小学生のように。
  1. 2014/02/07(金) 00:11:48|
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ヤンキース、松井、田中投手

元楽天のエース田中が、ヤンキースと途方もない金額で契約したニュースはもう何日も前の事になる。色々な形でこのニュースは取り上げられたが、一番印象深かったのは、田中投手が「松井選手のようになりたい」という発言をした事だ。

このひと言で彼が好きになった。

野球選手として、どんなプレイヤーになりたいかという漠然とした思いは、人それぞれだし、自由だが、実はとても大きい。その人が見ている目標が何かは、そのプレイヤーの心のありどころを示しているからだ。今回の田中投手の発言をとても評価したいのは、彼が投手で松井は野手だという点にある。投手として超のつく一流選手が、なにもわざわざ野手の名前を挙げる事は本来考えにくい。敢えて松井の事を思った田中の気持ちに素直に感動した。

田中投手の事を「マー君」と呼ぶのはやめよう。世界でも何人もいないような一流の投手なのだから「田中」というべきだ。彼はきっと内気で朴訥で、高潔な誇り高い選手としてプレーするだろう。ギャラが異常に高いのは彼のせいじゃない、それは他人が勝手に決めた評価だ。高い給料を取っているから注目されもするし、結果も求められるだろう。
田中がこれからメジャーでどうなろうとかまわない。松井のような選手になりたいと思ってプレーするなら、それだけで十分だ。
今年は田中の投げるヤンキースの試合を見よう。田中の投げる姿を見よう。打たれる姿を見よう。
味方の攻撃が早く終わって欲しいと思いながら野球を見るのは、野茂が投げている試合以来になるだろう。

  1. 2014/02/03(月) 23:47:07|
  2. 野球
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プロフィール

KSB店主

Author:KSB店主
<当店の案内>
<屋号>
株式会社京都スターブックス

所在地:京都市上京区中立売通千本東入丹波屋町366-2西陣マルマハイツ1F

営業形態:無店舗
<問い合わせ>
電話:090-3912-2402
FAX:075-463-5352
メール:dkfrm209@kyoto.zaq.ne.jp

<店主よりご挨拶>
映画、演劇、芸能、アイドル、音楽、スポーツ、SF、ミステリ、鉄道、歴史、美術、哲学、文学、絵葉書、引札、観光案内、写真、古文書など幅広く取り扱っております。
買い入れについては、独自のシステムでお客様の利益になるような方法を提案いたします。どんな品物でもまずは、ご相談下さい。

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